2013年09月23日

音律と音階の科学

結局半年近く何の勉強もできなかったけど
当初予算が終われば暇になるとは思うんだ。

11月〜1月の間に何かしらの勉強はしたいなぁ。

今日は『音律と音階の科学』を読んでみます。
結構有名な本だけど私は今回初めて読みました。


・概要

様々な音階の成り立ちを数学的に解説する本です。

平均律誕生までの経緯を勉強していく前半部分と、
人々が好む様々な音階を検証していく後半部分。

前半部分は音楽的に考えれば古典音楽理論の範疇で、
後半部分はポップスや民族音楽理論の範疇になります。

数学的にはともかく音楽的には両者は相反しているので、
前半は面白いけど後半はつまらない(その逆もしかり)
と言う感想を持つ人もかなり多そうな気がします。

数学的な知識がないとよく分からない部分もあるので、
面白くない場所は積極的に読み飛ばした方が良いかも。

面白い部分は面白いので数式に苦手意識のある人でも
読んでみる価値は十二分にある本だとは思います。

もちろん数学好き&音楽好きには超お勧め。


・感想

音楽理論中級者以上の人はどんなに敬遠しても
音を物理的数学的に考える時期がやってきます。

一番最初にそれを意識するのはテンションかな?
次いで五和音やローインターバルリミットか。

DTMerならシンセやEQが最初になるかもしれません。

初歩的な音楽理論は数学的な知識が0でもOKですけど、
その音楽理論ではどうしても説明できない現象も多く、
その現象は数学的観点から見ることで説明ができます。

その現象を○○の時は○○と機械的に暗記してしまうか、
あるいは数学的観点から音を勉強しなおして理屈を知るか。

音響学はともかく音楽理論は基本的に文系の学問なので、
(良い音楽を作る、と言うテーマそのものが理系ではない)
数学的には考えず丸暗記してしまう人も多い気がします。

ただそれだけだとどうしても限界があるんだよね。

音を数学的に考えないといけないな、と考えている人は
最初にこの本を読んでみると良い勉強になるかもしれません。
posted by sakha at 13:41| 音楽理論関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする