2014年12月14日

2014年11月に読んだ本の感想

【VOCALOIDforCubase 公式完全マスター】
ヤマハ 藤本健著

難易度(★★★☆☆)
お勧め度(★★★☆☆)

VOCALOID、Cubase、そしてVOCALOID for Cubase。

3ソフトの説明が収録されているある意味ではお買い得な本。
ただし逆に言うと表題のソフト以外の余計な話が多い本です。

VOCALOIDやCubase本体の勉強をしたいのであれば、
他にもっと参考になる本が沢山発売中ですので、
あえてこの本を手に取る必要はないかと思います。

VOCALOID for Cubaseを勉強したい人にはお勧めですけど、
他のソフトの説明部分を邪魔に感じてしまうこともあるかも。

DTMの基礎知識があることを前提としている本なので、
完全初心者の人は手を出さないように注意しましょう。

まあ完全初心者はVOCALOIDforCubaseに手を出さないと思うけど…。


【音楽療法のための即興演奏ハンドブック】
音楽之友社 若尾裕・岡崎香奈著

難易度(★★★☆☆)
お勧め度(★★★★☆)

音楽療法(音楽によるセラピー)を行うにあたって
ピアノでどのような即興演奏をするかの教科書です。

作曲とは無関係なようでいて扱う内容が地味に濃く、
作曲者としても参考になる点が多いのでお勧めの本。

特にモードについてはその辺の音楽理論書よりも
明快に必要性を説いていて非常に勉強になります。

モードの話が普通に出てくるくらいの難易度はあるので注意。


【装飾音…西洋音楽と日本音楽における比較…】
信山社 小笠原勇美著

難易度(★★☆☆☆)
お勧め度(★★★☆☆)

クラシックの楽譜に記載されている装飾音記号を解説する前半部分と、
それを日本音楽に取り入れたら便利じゃね?と提案する後半部分。

前半と後半は正反対の流れですけど、どちらもそこそこ面白い。

ただ惜しむらくは大きなテーマが2個もあるのにページ数が少ないこと。
もっと詳しく知りたかったのにどちらも中途半端で終わってしまいます。

テーマを一つに絞ったら良著になり得ただろうに残念です。


【作曲の技法バッハからヴェーベルンまで】
音楽之友社 小鍛冶邦隆著

難易度(★★★★☆)
お勧め度(★★☆☆☆)

著名な作曲者と著名な楽曲の分析だけで話が終わってしまい、
その根源にあるものは分析されない典型的な音楽鑑賞者向け本。

また日本語の難解(古臭いではなくただ難解)な表現が多く、
かなり読みにくくなっているので難易度は★+1としました。

音楽作曲者としては無理に読む必要はないでしょう。
posted by sakha at 20:01| 音楽理論関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする