2013年03月30日

ULTRASONE PRO900

円高の影響が出る前に色々買っておこう。
と言うことでnewヘッドホンも買いました。

現在メインで使っているHD650に不満はありません。
しかし不満がないからこそ変える必要があります。

不満が無いと言うことはつまりHD650の音に対して
疑問を抱けない状態に私の耳がなってしまっている。

曲を聴く用途でヘッドホンを使うならそれでいいけど、
曲を作る用途ならその状態は歓迎したくありません。

1年に1度は新しいリスニング環境を作るべきだよな。


・ULTRASONE PRO900

定価5万円クラスの密閉型ヘッドホン。
円高の内に…が目的だから輸入品がいい。

その条件の中で適当に選んでみました。

言うまでもなく購入前に視聴したりはしません。
私の耳と合わないヘッドホンが欲しいんだから。

で、早速購入して自作曲を聴いてみました。

なるほど…これがドンシャリか…。

今までドンシャリと言う言葉が理解できなかったけど、
このヘッドホンで初めてドンシャリを体感できましたw

pro900.jpg

イメージ画像を用意するとこんな感じです。

100以下や16kも強いけど16k〜の超高音域がすごい。
HD650ですら消える音まで拾ってくるのには驚いた。

DeEsser系統の処理をする時はこれでやるべきだな。

ただ私が持っている他のオーディオ機器と比べると
低音域高音域が異常に強すぎてバランス悪いから、
これメインでDTMをするのは止めた方がいいかも。

ついでだから他のオーディオ機器についても
イメージ画像を載せて感想を書いてみます。


・SENNHEISER HD650

HD650.jpg

250〜500の厚みを感じる音域が少し薄い気がする。
とは言え私のオーディオ機器の中では一番フラット。

まあ何を基準としてフラットなのかと言われると
大本の基準がなくて相対的にしか評価できないから、
一般的には全然フラットではないかもしれません。

PRO900みたいなドンシャリが実は一般的だとしたら
HD650は高音域低音域が弱いヘッドホンになってしまう。


・Roland RH-300

RH-300.jpg

逆に250〜500が厚めで超低音域高音域が少し薄い。

RH-300も人の評価を見るとドンシャリだと言われてるけど、
それは今までモニター用途の機器を持っていなかった人が
初めてそれに触れたからドンシャリと錯覚しただけなんじゃ。

低音域はともかく16k周辺はかなり弱めの気がします。


・FOSTEX PA-2

PA-2.jpg

中低音域が全体的に薄いのはウーハー前提だからかな?

とは言え60Hz周辺は結構目立って聞こえます。
低音楽器は目立つから局自体は薄く聴こえない。
posted by sakha at 20:56| DTM関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月23日

CMC−TPとCMC−AI

PCの修理は終わりDTMにも復帰できました。

ただ仕事が忙しい時期に入ってしまったので、
4月末くらいまでブログの更新はお休みします。

ジャズの勉強が中途半端なのが気持ち悪いw

PCの修理に時間を費やした分勉強が遅れて
仕事の繁忙期までに終わらなくなってしまった。

今日は最近買った機材の感想でも書きます。


・CMCシリーズ

Cubase7はトランスポートパネルが使いにくい、
と言うか時折画面から消えるからよく分からん。

その不満解消の為に前々から気になっていた
Cubase専用コントローラに手を出してみました。

買ったのはCMC−TPとCMC−AIの2個。

TPは言うまでもなくトランスポートの代用として、
AIはAIノブが面白く扱えそうで興味を惹かれた。

FDやPDあたりにも興味はあったんだけど、
実際に店頭で動かしてみたら微妙だったから
今回はとりあえず2個だけ買うことにしました。

と言うかこの2個を買おうとしたら店員さんに
UR22が新発売ですよ!一緒にどうですか!
とかアピールされて思わず苦笑してしまった。

Cubase専用コントローラに2万円出せるような人に
1万5000円のオーディオインターフェイス勧めるなよw

こう言う客に他のCMCシリーズの利点なんかを
さっと説明してくれるような店員さんだったなら、
私ももう1個くらい別のCMC買っただろうに。


・CMC−TP

導入してみたら想像以上に便利になりました。

トランスポートパネルとマウス操作を
同時に行えるのは便利な場面が多いです。

マウスで譜面やベロシティを書く作業中に
リアルタイムで再生停止が行えるのは嬉しい。

そして何よりプラグインやCubase外の別ソフトを
操作している時にも再生停止が出来るのが便利です。

これは手放せない機材になりそうだ。


・CMC−AI

こちらは逆に想像よりは便利ではなかった。

TPはマウスとは別に操作ができるのが利点だった。
AIは逆にマウスと別の操作ができないのが欠点です。

マウスでパラメータ選んだらそのままマウスで操作するよw

現状だとマウスではパラメータ操作の面倒臭い
一部のプラグインに使う位しか出番がありません。

ただ固定モードにすればマウス操作は不必要になるから、
そうすればTPと同様の利便性も出てくる気がします。

これを利用すれば別種のプラグインのパラメータを
同時にいじったりも出来るようになったりするのかな?


・総合

CMCシリーズ全般に言えることだろうけど、
実際に複数使ってみるとコードが邪魔すぎます。

全部をUSB接続するだけでもかなり面倒だし
それ以上にコードまみれになって見た目が悪い。

他製品と綺麗にくっつくような構造でもないから、
仮に6台全部揃えたら酷いことになるような気がw

1〜2台程度を購入するのが無難だと思います。

○○の機能を操作できるコントローラが欲しい!
と言う明確な目的がある人にはお勧めできる製品。

Cubaseを便利に操作したい!と言う漠然とした目的で
購入する場合は他のコントローラの方が良さそうです。
posted by sakha at 11:46| DTM関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月16日

Cubase7

Cubaseの全追加音源を単独で揃えた瞬間に
全部セットのお買い得パックが販売されて
なんだかなぁとため息をつく今日この頃ですw

それはそれとしてCubase7が発表されましたね。
と言うことで新機能の感想を適当に書いてみます。

ざっと眺めた感じ15000円分の価値はありそうだから、
私は早い内にCubase7にバージョンアップさせる予定。


・コードトラック

私はその場のノリでコード進行を勝手に変えたり、
そもそもコード進行の概念を無視した曲も多いから
この手の機能は追加されても使わないと思います。

MIDI譜面から勝手にコード進行を判断するような
コード分析の機能があれば便利そうなんだけどな。

私が昔使ってたSSWではコード表示機能があって、
自分の考えとは別のコードが表示されて参考になったり
単純に自分の入力ミスに気付けたりして便利だった。


・コードアシスタント

その辺のコード進行本でも代用できるだろうけど、
Cubase上で検索できるのはそれはそれで便利かな。

ネタ帳的な意味であればあったで利用しそうだ。


・VariAudio2.0

2.0って割にはあまり変化が無いように見えるw

VariAudioは有名所のピッチ修正ソフトに比べると
やはりどうしても全体的に駄目な部分が目立つから、
全体的な能力が向上していることを期待しておきます。


・ Hermode

Cubase7ではこれが一番楽しみ。

純正律では転調ができないから平均律になったわけだけど、
デジタル時代では転調の度に毎回毎回ピッチを修正すれば
転調をしまくる綺麗な純正律と言う楽曲も作れなくはない。

私は前々からそんな考えで練習曲を作ってみたかったので、
そのピッチ修正を自動でやってくれるらしいこれには超期待。


・追加音

これはまあ増えるに越したことはない。

SequelのMIDIループ大量追加は結構面白そうだな。
一度色々なMIDIループにも触れてみたかったので。


・ミキサー

これは今までとは全く別物の何かだなw

この新コンソールは賛否両論になるだろうと言うか、
Cubase6以前のミキサーの方が扱いやすかった
となる可能性も少なからずある変更だと思います。

ただ私の場合は、今までのミキサー画面では
VSTのインサートしか使っていませんでした。

個別の音量は個別のトラックに移動して調整するし、
マスターボリュームの方を調整したくなった時は
トラックを作ってそこでオートメーション書いてた。

だから仮にCubase7の新ミキサーが使いにくくても、
今までほとんどミキサー使ってなかったんだから
これからも使わないと言うだけで別に困ることはない。


・チャンネルストリップ

今まではEQだけだったのに随分増えたなw

なかなか使い勝手の良さそうな作りになってるものの、
私は他社のVSTエフェクトも色々と持っているから
そっちをインサートしてしまう場合の方が多いかも。


・ラウドネスメーター

最近TVの音量の話で有名なラウドネス。

将来的に音量の単位としてラウドネスが一般的になる
可能性もあるからそれを用意してくれるのはありがたい。

私も来年あたり本格的に音響の勉強をしてみたいので、
その時にはラウドネスメーターが活躍するかもしれません。


・Voxengo CurveEQ

要するに特定の音を分析して得られた周波数を
そのままEQのカーブにしちゃおうエフェクト?

64バンドってだけでGEQ-30よりさらに細かいから
手動で設定可能なら面白そうなエフェクトだ。
posted by sakha at 18:34| DTM関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月13日

Cubase6.5 Series 徹底操作ガイド

諸事情によりしばらく非常に更新が不安定になります。

いきなり数ヶ月くらい更新が完全に止まるかもしれないし、
逆に更新頻度が急に増える可能性もあるかもしれません。

まあぶっちゃけると実の母親が倒れてしまったので、
その容態次第で大変度(?)が激変しかねないと言うこと。

今は良好な経過みたいだけどどうなるか分からんからねぇ。

今日は【Cubase6.5 Series 徹底操作ガイド】を読んでみました。


・概要

最新のCubase6.5に対応したCubaseの説明書。

音楽的なテクニックの話もまあ多少は出てくるものの、
基本的にはCubaseの便利な操作方法を中心に語る本です。

そう言う意味ではまさに説明書をイメージすると分かりやすい。

この手の本はCubaseの説明書を読めばそれで十分事足りるとか
揶揄されがちですけど、Cubaseの説明書なんて全部読めねえよw

他のCubase解説本は完全初心者向け内容のものが多いものの、
この本は400ページと言う分厚いページ数からも分かるように
初級者〜中級者の人が読んでもそこそこ楽しめる内容です。

Cubaseの説明書を全部読み切る自信は無いものの、
一度Cubaseの操作方法を1から勉強し直したいと
考えている初中級者の人にもお勧めできる本かな。

もちろん完全初心者の人にもお勧めできます。


ただ400ページ超とは言えCubaseの全ての機能には触れてません。

Cubaseの全ての機能をマスターしたいと考える上級者は
この本ではなく説明書そのものを読んだ方が良いでしょう。

特にCubase付属のVSTプラグイン&エフェクトについては
巻末で一応触れているものの無理やり詰め込んでるから、
その方面に興味がある人にはあまりお勧めできない本です。

そちらを勉強したい人はこの本の巻末でも紹介されている
【Cubase6付属VSTプラグインのすべて】をお勧めします。


・感想

私はもうCubaseを2年以上使っているから、
操作が分からなくて困ることはほぼありません。

ただ便利な操作方法ってのは何年使ってても
こうして調べない限りまず気付かないんだよな。

MIDI譜面の共有コピーとかグルーヴのプリセット機能とか
オートメーションの圧縮伸長とかはこの本で始めて知ったw

逆に普段全く使わない機能を何かの拍子で起動してしまって
戻し方が分からずに無駄な時間を費やすと言うことも時折ある。

WAVESのマスタリング本収録のcubaseファイル読み込んだ時に
オーバービュー表示になっちゃって直すのに結構手間取った。

とまあそんな感じで、普段の操作に困ってないとしても
この手の本を読んでおいて色々な操作方法を覚えておくと、
いざと言う時に時間短縮に繋がる機会は結構多いと思います。

長年使うDAWなら僅かな時間短縮でも馬鹿にできない。

と言うことでCubaseを長年使う予定の初中級者の人は
まあ暇が合ったら読んでおくべき本ではないかな。
posted by sakha at 17:59| DTM関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月23日

作曲術入門−とりあえず作ってみる

http://sakha.seesaa.net/article/226070085.html

DTM関連本の評価と感想をまとめてみました。

DTM関連ではお勧めで★5をつけられるような
素晴らしい名著にはまだ出会っていません。

大抵のDTM本って著者が自分の方法論を語るだけです。

自分の手法を理屈立てて客観的に解説しようとはせず、
こうすれば良い、と自分の手法をそのまま見せて終わり。

もちろん現役のプロが自分の手法を語ってくれるのは、
それだけで非常に参考になるし手法を盗むこともできる。

ただ著者の主観だけの本はやっぱり★5はつけられないな。

今日は【作曲術入門−とりあえず作ってみる】を読みます。


・概要

自動作曲ソフトでとりあえず曲を作る前半。
Music Studioでその曲をアレンジする中盤。
ミックス&マスタリング作業を行う後半。

特筆すべきはやはり自動作曲ソフトを扱う前半部分でしょう。
自動作曲ソフトを使おうなんて言い出す作曲本は珍しいですw

ただこの本を最後まで読んでみると分かりますけど、
実はこの本って作曲を学ぶことが目的ではありません。

作曲したメロディに伴奏を付けてDAWに読み込んで
修正・アレンジしてミックスして楽曲に仕上げる。

メロディを楽曲に仕上げる過程を学ぶのがこの本の目的です。
だから"メロディを作る"部分を大胆に省略してしまったわけだ。

完全初心者の作曲したメロディは音楽理論的に複雑になりやすい。

それを避けるために音楽理論的に簡単な構造になるであろう
自動作曲ソフトで作ったメロディを扱わせるのは理に適ってる。

なかなかいい発想の初心者向けDTM本だと思います。

× 作曲術入門−とりあえず作ってみる
○ DTM入門−とりあえず作ってみる

ただタイトルは間違ってるよなw
下のタイトルに修正すべきだ。

作曲に関しては自動作曲ソフトだけで終わるから
作曲術なんて1ページも語ってないんじゃないか?

DTMの方はMSGS&PCで録音の超初心者状態から、
DAW環境でソフト音源&外部音源&各種エフェクトを使って
オーディオインターフェイスで録音する所まで学べます。

これを読めばDTMの方は初心者脱却できるんじゃないかな。
出来る限りフリーソフトだけで完結させているのも好感が持てる。


・感想

中級者以上の人は自動作曲ソフトなんか使わないだろうから、
そう言う人はそう言う人でそれなりに楽しんで読める内容です。

実際に楽曲制作に自動作曲ソフトを取り入れることはないにしろw
こう言うソフトもあるのか、と単純に情報として眺めるのも面白い。

しかし自動作曲ってまだまだ進化の余地がありそうだよね。

音楽なんて学べば学ぶほど理論でがんじがらめになっていくから、
逆に理論だけの自動作曲でも現在の音楽と遜色ないものはできるはず。

ただ今はまだ音楽理論自体が曖昧な状態だからな。

あと100年くらいして音楽理論に対する一定の結論が出たら、
その頃から自動作曲の分野も非常に発展するかと思います。
posted by sakha at 14:46| DTM関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする